眼科疾患等に対する創薬

眼科疾患

角膜変性症

どういう病気なのか

角膜に濁りが生じることによって視覚が障害されてしまう病気です。原因はさまざまですが、他の病気の合併症として発症するほか、遺伝による先天性の場合もあります。角膜の濁りは年齢とともに進行して濁りが融合しながら大きくなり、重度になると視力が低下します。

核酸でどういう治療を目指しているのか

最近の研究から「miRNA」と呼ばれる小さな核酸が、角膜変性症の発症に関わっていることが明らかになってきました。角膜の濁りを抑える働きを持つmiRNAを点眼投与することによって、患者様の体への負担が少ない角膜変性症の治療を目指しています。

加齢黄斑変性症

どういう病気なのか

網膜の中心部(黄斑)で細胞死(萎縮型)や血管新生(滲出型)が起き、視覚障害や失明を引き起こす疾患です。欧米では成人の失明原因の第1位、日本でも失明原因の第4位を占め、50歳以上の人の1%が発症します。詳細な原因は不明ですが、加齢に伴って紫外線や酸化ストレスなどによる損傷が蓄積し、細胞死や血管新生が起きると考えられています。

核酸でどういう治療を目指しているのか

最近の研究から「miRNA」と呼ばれる小さな核酸が、網膜の細胞死や血管新生に関わっていることが明らかになってきました。ボナックでは網膜の細胞死や血管新生を抑える働きを持つmiRNAを点眼投与することにより、萎縮型と滲出型の両者に対応し、患者様の体への負担が少ない加齢黄斑変性治療を目指しています。

その他の疾患

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)

どういう病気なのか

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は、40〜60歳の女性で最もみられ、その多くは肥満、2型糖尿病、または高脂血症を呈しますが、全ての年齢の男女に起こりうる疾患で、脂肪肝と同じく自覚できる症状はほとんどありません。
病因はほとんどわかっていませんが、インスリン抵抗性に関連すると考えられており、NASHがさらに進行すると肝硬変や門脈圧亢進症を引き起こします。

核酸でどういう治療を目指しているのか

最近の研究から「マイクロRNA」と呼ばれる小さな核酸が、肝臓の線維化に関わっていることが明らかになってきました。
ボナックでは肝臓の線維化を抑える働きを持つマイクロRNAの投薬により、NASH治療を目指しています。

肺、肝臓以外の線維症(腎線維化)

どういう病気なのか

組織線維化は、脳を除くほぼ全身の主要な臓器に生じ、線維化を起こした臓器は最終的に機能不全に陥ります。腎線維化は急性腎障害の瘢痕形成や慢性腎臓病の進行に関与しており、線維化が進むと腎機能が低下します。
腎臓は他臓器に比べ、多様な細胞で構成されているほか腎臓特有の細胞も存在するため、線維化を引き起こす機序は複雑であり、不明な点が多くなっています。

核酸でどういう治療を目指しているのか

核酸を用いて組織線維化(腎線維化等)に関わっている物質を抑制することで、組織線維化(腎線維化等)の治療を目指します。

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